室貞蔵(読み)むろ ていぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「室貞蔵」の解説

室貞蔵 むろ-ていぞう

1844-1874 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)15年生まれ。室孝次郎の弟。昌平黌(しょうへいこう)でまなぶ。慶応3年(1867)郷里越後(えちご)(新潟県)高田にかえり,兄たちの尊攘運動に参加。戊辰(ぼしん)戦争に従軍し,維新後は東京で商業につき,藤修三と称した。明治7年5月死去。31歳。号は橿蔭。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android