宮下志朗(読み)みやした しろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮下志朗」の解説

宮下志朗 みやした-しろう

1947- 昭和後期-平成時代のフランス文学者。
昭和22年8月20日生まれ。岡山大専任講師をへて,昭和57年中央大助教授。平成2年東京都立大(現・首都大学東京)助教授。同年「本の都市リヨン」で大仏次郎賞。3年東京都立大教授。5年東大教授。のち放送大教授。専門はルネサンス文学,書物文化史。25年ラブレー「ガルガンチュアパンタグリュエル」(全5巻)で読売文学賞(研究・翻訳賞)。東京都出身。東大卒。著作はほかに「ラブレー周遊記」「パリ歴史探偵術」「神をも騙す―中世・ルネサンスの笑いと嘲笑文学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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