宵寝(読み)よいね

精選版 日本国語大辞典 「宵寝」の意味・読み・例文・類語

よい‐ね よひ‥【宵寝】

〘名〙
① 夜がまだふけないうちから寝ること。早寝
藻塩草(1513頃)八「かたつき麦 しつのめがかたつきむきをほしかねてよひねやすらん五月雨の比〈後鳥羽院御歌〉」
② 夜がふけないうちに少しだけ寝ること。
※雲のゆき来(1965)〈中村真一郎〉八「しかし私は宵寝をしてしまったので、却って疲れもとれ眠気も覚めてしまっていた」

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デジタル大辞泉 「宵寝」の意味・読み・例文・類語

よい‐ね〔よひ‐〕【宵寝】

[名](スル)
夜早くから寝ること。
宵のうちに少し寝ること。「夜間勤務なので宵寝しておく」
[類語]早寝

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普及版 字通 「宵寝」の読み・字形・画数・意味

【宵寝】しようしん

おそくねる。

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