家作(読み)カサク

デジタル大辞泉 「家作」の意味・読み・例文・類語

か‐さく【家作】

家をつくること。また、その家。
人に貸して収益をあげるためにつくった持ち家。貸し家。「家作持ち」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「家作」の意味・読み・例文・類語

か‐さく【家作】

〘名〙
① 家をつくること。やづくり。また、その家。
※応永本論語抄(1420)子張第一九「唐土の人の家作は、〈略〉石をしいて、まはりに床をはりたり」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二「地面家作を買ひ取って」
② 特に、貸すために作った家。貸家
金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉前「唯今では地所や家作などで暮しているやうでございます」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android