家蚊(読み)いえか

精選版 日本国語大辞典 「家蚊」の意味・読み・例文・類語

いえ‐か いへ‥【家蚊】

〘名〙 イエカ属のカの総称世界中に六〇〇種以上生息する。家屋内に入ってくるカが多く、また、ヤブカの類も含む。人や動物の血を吸う種類が多く、アカイエカ日本脳炎を媒介する。幼虫ボウフラとして水中生活をする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「家蚊」の意味・読み・例文・類語

いえ‐か〔いへ‐〕【家蚊】

イエカ属のカの総称。体は太く短く褐色で、ふつうはね斑紋がない。卵は舟形の塊で、幼虫(ぼうふら)は尾に長い呼吸管をもつ。人家内で吸血するものはアカイエカなどで、日本脳炎を媒介する。また一般に、人家内に入ってくる蚊をいい、ヤブカ属のものも含まれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「家蚊」の解説

家蚊 (イエカ)

学名Culex spp.
動物。カ科イエカ属のカの総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android