寂心(読み)じゃくしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寂心」の解説

寂心 じゃくしん

慶滋保胤(よししげの-やすたね)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

普及版 字通 「寂心」の読み・字形・画数・意味

【寂心】せきしん

幽寂の心。

字通「寂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の寂心の言及

【慶滋保胤】より

…984年(永観2)花山天皇の即位とともに藤原義懐(よしちか)や藤原惟成(これしげ)は,律令政治の復活を目標に革新的政策を実行しようとしたが,保胤も官人の一員としてそれに参画した。しかしこの改革運動も権力者の圧力によって崩壊し,986年(寛和2)に彼は比叡山横川(よかわ)の源信(げんしん)のもとで出家し寂心(じやくしん)と称した。このときすでに《日本往生極楽記》は完成していた。…

※「寂心」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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