富士川[町](読み)ふじかわ

百科事典マイペディア 「富士川[町]」の意味・わかりやすい解説

富士川[町]【ふじかわ】

山梨県西部,南巨摩(みなみこま)郡の町。東部甲府盆地南西端にあたり,南北富士川が貫流する。2010年3月,南巨摩郡増穂町,鰍沢町が合併して誕生北部南アルプス市との境界には富士山白峰三山が眺望でき,花の群生の美しさで知られる櫛形山がある。中部横断自動車道,国道52号線が通じる。東日本大震災で,町内において被害が発生。112.00km2。1万6307人(2010)。

富士川[町]【ふじかわ】

静岡県中東部,富士川右岸にある庵原(いはら)郡の旧町。主集落の岩淵は富士川水運の中継地として発達東海道本線が通じる。水が豊富で製紙製材合板工業が盛んなほか,ミカン,キウイフルーツなど果樹を産する。2008年11月富士市へ編入。30.92km2。1万6823人(2005)。

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