デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富士松紫朝(2代)」の解説 富士松紫朝(2代) ふじまつ-しちょう 1873-1918 明治-大正時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫。明治6年9月9日生まれ。新内節。盲人で,鶴賀花太夫の門にはいり,のち初代富士松紫朝にまなび,紫玉(しぎょく),のち佐交(左交)と名のる。明治29年上京して色物の柳(やなぎ)派にくわわり,柳家柴朝(しちょう)の名で寄席に出演。後年柴の字を紫にかえた。大正7年5月12日死去。46歳。富山県出身。本名は尾山亀次郎。初名は鶴賀花蝶。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例