デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富本豊前(初代)」の解説 富本豊前(初代) とみもと-ぶぜん 1857-1933 明治-昭和時代前期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。安政4年1月11日生まれ。富本節の4代富本豊前太夫に入門。名見崎の門に転じて得梅,7代豊前太夫のもとで豊鶴(とよつる)を名のる。明治42年新派をたて初代富本都路(みやこじ),大正9年新派富本節の初代富本豊前を称した。富本節家元では8代にあたる。昭和8年8月3日死去。77歳。江戸出身。本名は坂(阪)田らく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例