デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富田久三郎(1)」の解説 富田久三郎(1) とみた-きゅうざぶろう 1828-1911 江戸後期-明治時代の機業家。文政11年5月5日生まれ。備後(びんご)有地(あるじ)村(広島県福山市)の人。製織技術の研究をかさね,嘉永(かえい)6年備後絣(がすり)(文久絣)を発明。染色法の技術改良にもつとめ,農家の副業として賃機(ちんばた)をひろめた。明治44年10月8日死去。84歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例