富田勘兵衛(読み)とみた かんべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富田勘兵衛」の解説

富田勘兵衛 とみた-かんべえ

1846-1887 明治時代の自由民権運動家。
弘化(こうか)3年生まれ。名古屋の自由党員。国会の早期開設をめざし挙兵による政府転覆を計画。明治16年,17年に同志とともにその資金調達のため強盗をかさねたが,計画が発覚して捕らえられ(名古屋事件),明治20年6月29日処刑された。42歳。尾張(おわり)(愛知県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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