富谷(読み)トミヤ

デジタル大辞泉 「富谷」の意味・読み・例文・類語

とみや【富谷】

宮城県中部、仙台市の北隣にある市。なだらかな丘陵が広がるが、南部中心に昭和46年(1971)ごろから仙台市ベッドタウン化が進み人口急増ブルーベリー栽培が盛ん。平成28年(2016)10月富谷町単独で市制施行。人口5.3万(2016)。

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改訂新版 世界大百科事典 「富谷」の意味・わかりやすい解説

富谷[町] (とみや)

宮城県中央部,黒川郡の町。人口4万7042(2010)。吉田川中流南岸の丘陵を占める。中心集落の富谷は江戸時代には奥州街道宿場町で,銘茶産地としても知られた。丘陵を刻む小河川の谷底水田があり,米作中心の農業が行われてきたが,1970年代以降仙台市のベッドタウンとして住宅団地の開発が進められ,人口が急増した。90-95年の人口増加率は23%で県下2位である。国道4号線に沿って丘陵地にゴルフ場などがつくられている。
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