寒駅(読み)カンエキ

デジタル大辞泉 「寒駅」の意味・読み・例文・類語

かん‐えき【寒駅】

人気のない寒々とした宿駅、また、停車場
「―の酌婦関所破り博徒旅費を恵むことを辞さなかった」〈荷風濹東綺譚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寒駅」の意味・読み・例文・類語

かん‐えき【寒駅】

〘名〙
① 寒々とした宿駅。〔岑参‐武威送劉判官詩〕
② 人けのない寒々とした停車場。
※社会観察万年筆(1914)〈松崎天民〉蛮カラ列伝「藤沢の寒駅(カンエキ)に行って三日三晩流連(いつづけ)した事もあれば」

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普及版 字通 「寒駅」の読み・字形・画数・意味

【寒駅】かんえき

冬の宿場

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