寛厚(読み)カンコウ

デジタル大辞泉 「寛厚」の意味・読み・例文・類語

かん‐こう〔クワン‐〕【寛厚】

[名・形動]心が広く、態度が温厚なこと。また、そのさま。「寛厚人柄
[類語]優しい温かい温か温厚寛仁かんじん親切情け深い慈悲深い心が籠もる心を籠めるハートフル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寛厚」の意味・読み・例文・類語

かん‐こう クヮン‥【寛厚】

〘名〙 (形動) 心がゆったりして、態度が温厚でていねいな様子。〔文明本節用集(室町中)〕
集義和書(1676頃)一五「父母の心寛厚にして子の成人をたのしめり」 〔韓非子‐外儲説右下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「寛厚」の読み・字形・画数・意味

【寛厚】かん(くわん)こう

心ひろく温厚。宋・轍〔枢密韓太尉に上(たてまつ)る書〕今其のるに、厚宏天地に充ち、其の氣の小大(かな)ふ。

字通「寛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android