寡人(読み)かじん

精選版 日本国語大辞典 「寡人」の意味・読み・例文・類語

か‐じん クヮ‥【寡人】

〘代名〙 (寡徳の人の意) 天子王侯自称
史記抄(1477)一五「御内がさう云ならば寡人も罪がある歟」 〔礼記‐曲礼下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「寡人」の意味・読み・例文・類語

か‐じん〔クワ‐〕【寡人】

[代]《徳のすくない者の意》一人称人代名詞。王や諸侯自分自身をさしていう。〈和英語林集成

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寡人」の読み・字形・画数・意味

【寡人】か(くわ)じん

王侯、また夫人の自称。〔孟子、梁恵王下〕王曰く、寡人疾り、寡人を好むと。

字通「寡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android