寸土(読み)スンド

デジタル大辞泉 「寸土」の意味・読み・例文・類語

すん‐ど【寸土】

わずかな土地尺地せきち寸地
[類語]手狭い狭い狭苦しいせせこましいきつい手狭てぜま狭小狭隘きょうあい狭窄きょうさく窮屈偏狭猫のひたい猫額びょうがく所狭い方寸尺寸せきすん立錐の地ナロー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寸土」の意味・読み・例文・類語

すん‐ど【寸土】

〘名〙 わずかばかりの土地。寸地。寸土尺地。
※宝覚真空禅師録(1346)坤・畊雲軒「大地墾翻無寸土、閑持钁柄虚空
浮世草子好色万金丹(1694)二「まことに寸土(スンド)寸金の繁花の巷」 〔宋史‐地理志五〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「寸土」の読み・字形・画数・意味

【寸土】すんど

わずかな土地。〔宋史、地理志五〕川峽四路~地狹くして腴(こ)えたり。民、作にめ、寸土の曠(むな)しき無し。に三四收、其の、多く遨の費と爲す。踏(春の野遊び)・市の集、尤もんなり。

字通「寸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android