寺内暢三(読み)てらうち ちょうぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺内暢三」の解説

寺内暢三 てらうち-ちょうぞう

1835-1872* 幕末武士
天保(てんぽう)6年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士江戸斎藤弥九郎に剣をまなぶ。文久2年藩主の世子毛利定弘(のち元徳)の小姓役となり,高杉晋作らの外国人襲撃計画を鎮撫。のち干城隊頭取,藩校明倫館頭人,京都留守居役などをつとめた。明治4年12月6日死去。37歳。本姓国司。名は通健。通称は別に弥三郎,外記。号は潜廬。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android