寺尾小八郎(読み)てらお こはちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺尾小八郎」の解説

寺尾小八郎 てらお-こはちろう

1834-1894 幕末-明治時代の武士,実業家
天保(てんぽう)5年生まれ。安芸(あき)広島藩士。坂井虎山(こざん)にまなぶ。勘定所吟味役,用達所詰などを歴任。維新後,士族救済事業につとめ,広島県令千田貞暁(さだあき)の宇品築港に士族授産金3万円をあてた。明治27年8月8日死去。61歳。本姓田島通称はほかに生十郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android