デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺田鼎」の解説 寺田鼎 てらだ-かなえ 1901-1936 大正-昭和時代前期の翻訳家。明治34年2月6日生まれ。幼時をアメリカ人の家庭ですごす。横浜で外国人のガイドや外国商社員となり,のち映画のパラマウントに入社。ホープ「ゼンダ城の虜(とりこ)」,ゴールド「金のない猶太(ユダヤ)人」など欧米の大衆小説や左翼文学を翻訳する。映画批評,翻訳劇脚色も手がけた。昭和11年12月7日死去。36歳。鹿児島県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例