対当関係(読み)たいとうかんけい

精選版 日本国語大辞典 「対当関係」の意味・読み・例文・類語

たいとう‐かんけい タイタウクヮンケイ【対当関係】

〘名〙
二つ、また両者の関係が対等であること。
日本国憲法(1946)前文自国主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする」
論理学で、主語述語を同じくしながら、その質や量において異なる四つの種類定言命題、すなわち全称肯定命題全称否定命題、特称肯定命題、特称否定命題の間に成立する真偽関係。大小対当矛盾対当反対対当小反対対当の四種がある。〔普通術語辞彙(1905)〕

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デジタル大辞泉 「対当関係」の意味・読み・例文・類語

たいとう‐かんけい〔タイタウクワンケイ〕【対当関係】

論理学で、二つの判断がそれぞれ同じ主語と述語とをもち、それらが量と質のいずれか、またはその両方が異なっているとき、その両判断の間の真偽関係。矛盾対当・反対対当・小反対対当・大小対当の4種類に分類される。

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