対数螺線(読み)タイスウラセン

デジタル大辞泉 「対数螺線」の意味・読み・例文・類語

たいすう‐らせん【対数×螺線】

螺線一種自己相似性をもち、巻貝の殻、渦巻銀河の腕など、自然界のさまざまなところで類似するパターンが見られる。等角螺線。ベルヌーイの螺線。
[補説]極座標表示で、r=keと表される(e自然対数、k、aは定数)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の対数螺線の言及

【曲線】より

…(8)極座標を用いてrf(θ)(fは単調)で表されるような曲線を一般に螺線,スパイラルspiral,渦巻線などと呼ぶ。とくに,raθ,raebθ,ra/θ(a,bは定数)で表される曲線をそれぞれアルキメデスの螺線Archimedes’ spiral,対数螺線logarithmic spiral(等角螺線equiangular spiral),双曲螺線hyperbolic spiralという(図21)。とおくとき,tを媒介変数として,で表される曲線をコルニュの螺線Cornu’s spiralまたはクロソイドclothoidという(図22)。…

※「対数螺線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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