対話者(読み)たいわしゃ

精選版 日本国語大辞典 「対話者」の意味・読み・例文・類語

たいわ‐しゃ【対話者】

〘名〙
対話する者。
明暗(1916)〈夏目漱石〉一〇三「言葉が対話者(タイワシャ)の間を淀みなく往ったり来たり流れてゐるのとは」
意思表示がなされるとただちにこれを了知し、即座に返答することができる状態にある者。
商法(明治三二年)(1899)二六九条「対話者間に於て契約の申込を受けたる者か直ちに承諾を為ささるときは申込は其効力を失ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「対話者」の意味・読み・例文・類語

たいわ‐しゃ【対話者】

対話をする相手の人。
法律で、意思表示をただちに了知できる状態にある相手方電話手旗信号の場合も含まれる。⇔隔地者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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