精選版 日本国語大辞典 「封切」の意味・読み・例文・類語
ふう‐きり【封切】
〘名〙 (「ふうぎり」とも)
① 封を切ること。転じて、物事のしはじめ。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)満一「ふう切(きリ)に首の残りし大井川」
③ 新作映画をはじめて上映して一般に見せること。
ふう‐き・る【封切】
〘他ラ五(四)〙 (「ふうきり(封切)」の動詞化) 新作映画を初めて上映して一般観客に見せる。
※夢声半代記(1929)〈徳川夢声〉オットコヨウを弔ふの記「今後第三部作品は完成毎に、全部葵館で封切(フウキ)る事になる」
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