専とする(読み)もっぱらとする

精選版 日本国語大辞典 「専とする」の意味・読み・例文・類語

もっぱら【専】 と する

※玉塵抄(1563)二四「富貴になりてあればその隣をもにぎわしそのとなりにももっはらとするぞ」
洒落本・風俗八色談(1756)一「貴人高人の如く膝行頓首しての挨拶に媚を専(モッハラ)とし」
② (「もっぱらとして」の形で) =もっぱら(専)(二)
黄表紙・孔子縞于時藍染(1789)上「四海みな兄弟のごとく、もっぱらとして、物もらひ非人にいたるまで、礼をこのむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android