専断・擅断(読み)せんだん

精選版 日本国語大辞典 「専断・擅断」の意味・読み・例文・類語

せん‐だん【専断・擅断】

〘名〙 (形動) 自分の考えでかってにとりきめること。自分だけの判断で事を行なうこと。また、そのさま。〔広益熟字典(1874)〕
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「歴史中の人物をば作者が専断(センダン)意見をもて」 〔韓詩外伝‐巻四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android