専門農協(読み)センモンノウキョウ

デジタル大辞泉 「専門農協」の意味・読み・例文・類語

せんもん‐のうきょう〔‐ノウケフ〕【専門農協】

農業協同組合の一形態畜産酪農園芸果樹農村工業など同業種の農業者によって組織され、営農指導、資材の共同購入、農産物の共同販売などを行う。総合農協の形態をとるJAとは異なり、信用事業共済事業は行わない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の専門農協の言及

【農業協同組合】より

…単位組合の規模は,現実にはごく少数のものから1万人以上の大規模のものまで,さまざまである。大半の単位組合は前述の販売,購買,信用,共済,指導などの事業を兼営する総合農協の形態をとっているが,畜産とか園芸,花木などの専門的な農業分野については専門農協と呼ばれる形態をとる組合もある。単位組合は全国で5985(うち総合農協は2472)あるが(1996年3月末現在),合併が進められ,その数は減少する傾向にある。…

※「専門農協」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android