尋思(読み)ジンシ

デジタル大辞泉 「尋思」の意味・読み・例文・類語

じん‐し【尋思】

[名](スル)思いをめぐらすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尋思」の意味・読み・例文・類語

じん‐し【尋思】

〘名〙 深く考えること。たえず思索すること。
※東帰集(1364頃)夜座「靠壁尋思今古事、一声新鴈度涼天
※授業編(1783)七「たとへば一東の韻には何れの字かあると尋思(ジンシ)するに」 〔後漢書‐劉矩伝〕

たずね‐おも・う たづねおもふ【尋思】

〘他ハ四〙 心の中で詮索する。人しれず尋ねもとめる。
源氏(1001‐14頃)行幸「そのかみより、いかになりにけむと、たづねおもふ給へしさまは」

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普及版 字通 「尋思」の読み・字形・画数・意味

【尋思】じんし

つくづくと思う。唐・王昌齢〔長信(宮)の秋詞、五首、四〕眞命かと、久しく思す 君王に見(まみ)えて、覺めて後疑ふ

字通「尋」の項目を見る

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