精選版 日本国語大辞典 「導・知辺」の意味・読み・例文・類語
しる‐べ【導・知辺】
〘名〙 (「知る方(へ)」の意)
① (━する) 行く道の案内をすること。また、その人やそのもの。道案内。みちしるべ。
② (━する) 知識や行動などについて、うまくいくようにみちびくこと。また、その人やそのもの。知るたより。知る方法。手引き。みちびき。手がかり。
※書紀(720)孝徳二年二月(寛文版訓)「蒭蕘(くさかりわらは)の説(こと)と雖も、親ら問ひて師(シルヘ)に為たまふと」
※三体詩素隠抄(1622)二「そこにて、見たれば、春になりたる、しるべと、をぼしくて」
※後撰(951‐953頃)恋六・一〇二一「思ひつつへにける年をしるへにてなれぬる物は心なりけり〈よみ人しらず〉」
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