導電率法(読み)どうでんりつほう(英語表記)conductivity

翻訳|conductivity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「導電率法」の意味・わかりやすい解説

導電率法
どうでんりつほう
conductivity

水の電気伝導率を利用して行う大気汚染測定法の一つ。水中電気が通るとき,電気の媒体である電解質溶解した量によって伝導度合いが異なる性質を,ガス分析に利用し,試料ガスに含まれる測定対象ガスの濃度を容易に知ることができる。この際,測定対象ガスと吸収液との化学的反応または溶解を利用して,ある程度特定物質を選択的に測定することができる。二酸化硫黄の測定などに用いられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android