小人症(読み)しょうじんしょう

精選版 日本国語大辞典 「小人症」の意味・読み・例文・類語

しょうじん‐しょう セウジンシャウ【小人症】

〘名〙 遺伝的・体質的因子や、成長ホルモン甲状腺ホルモン性ホルモンなどの異常で、病的に身長の低いことをいう。成長ホルモン低下による下垂体性小人症、甲状腺ホルモン低下によるクレチン病などがある。

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デジタル大辞泉 「小人症」の意味・読み・例文・類語

こびと‐しょう〔‐シヤウ〕【小人症】

身体発育が損なわれ、異常に小さい状態。成長ホルモンなどの分泌不足が原因となることが多い。侏儒しゅじゅ症。

しょうじん‐しょう〔セウジンシヤウ〕【小人症】

こびとしょう(小人症)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「小人症」の意味・わかりやすい解説

小人症
こびとしょう

低身長症

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世界大百科事典(旧版)内の小人症の言及

【小人】より

…零落した水神の姿としては,民間に伝えられる河童,鼻たれ小僧,座敷童子(わらし)などがある。巨人道化【野村 敬子】
[小人症dwarfism]
 医学的には身体,とくに身長が異常に小さい場合を小人症という。1938年,ギュンターH.Günterは身長130cm以下を真性小人症としたが,現在では一般に,平均身長よりも標準偏差にして3以上小さい場合をいう。…

※「小人症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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