小休(読み)こやすみ

精選版 日本国語大辞典 「小休」の意味・読み・例文・類語

こ‐やすみ【小休】

〘名〙
① (「こ」は接頭語) 少し休むこと。しばらく休憩すること。多く「御小休(おこやすみ)」の形で用いる。
※玉塵抄(1563)三五小歇は小やすみする所ぞ。とをりすまいてひまあけて高枕で大やすみする位ではないぞ」
② 少しの間休む所。休憩所
人情本・清談若緑(19C中)初「今御小休(コヤスミ)へ入らッしゃると、吾儕(わたし)を召して」

しょう‐きゅう セウキウ【小休】

〘名〙 しばらく休むこと。小休止。こやすみ。
※本朝文粋(1060頃)二・答六条右大臣辞職表勅〈巨勢為時〉「公逾抉老成之誠。莫少休之思」 〔詩経大雅・民労〕

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デジタル大辞泉 「小休」の意味・読み・例文・類語

しょう‐きゅう〔セウキウ〕【小休】

少し休むこと。小休止。

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普及版 字通 「小休」の読み・字形・画数・意味

【小休】しようきゆう

小憩

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