出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
アメリカの作家バーネットが『小公子』に次いで書いた、子供のための物語。『セーラ・クルー』として1888年に児童雑誌に掲載されたものが、一部手直しされ、1905年に現在のような形の『小公女』が完成した。主人公のセーラは、父の破産と死という悲劇にもめげず、持ち前の優しさを失わずに、いままで学んでいた寄宿学校で働くうち、父の友人に発見されて、もとの幸福な生活に戻るというシンデレラ物語である。主人公の性格や物語の構成に『小公子』との類似がみられ、『小公子』同様、出版されるとすぐに大成功を収めた。1893年(明治26)若松賤子(しずこ)訳『セイラ、クルーの話』が『少年園』に掲載された。
[掛川恭子]
『吉田勝江訳『小公女』(岩波少年文庫)』
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新