小前百姓(読み)こまえびゃくしょう

精選版 日本国語大辞典 「小前百姓」の意味・読み・例文・類語

こまえ‐びゃくしょう こまへビャクシャウ【小前百姓】

〘名〙 江戸時代、特別の権利家格などを持たない一般の平百姓。また、それ以下小作など水呑み百姓をいう場合もある。小前

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「小前百姓」の意味・読み・例文・類語

こまえ‐びゃくしょう〔こまへビヤクシヤウ〕【小前百姓】

小前

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

旺文社日本史事典 三訂版 「小前百姓」の解説

小前百姓
こまえびゃくしょう

江戸時代,農民階層の一呼称
小前・小百姓ともいう。村役人級の農民(大前)に対して一般平百姓をいった。「前」とは身分ないし分前の意である。また,無高(水呑)層や小作人などの貧窮した百姓をいう場合もある。幕末期の村方騒動百姓一揆などの主体勢力となった。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

百科事典マイペディア 「小前百姓」の意味・わかりやすい解説

小前百姓【こまえびゃくしょう】

小前

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android