小堀 杏奴(読み)コボリ アンヌ

20世紀日本人名事典 「小堀 杏奴」の解説

小堀 杏奴
コボリ アンヌ

昭和・平成期の随筆家,小説家



生年
明治42(1909)年5月27日

没年
平成10(1998)年4月2日

出生地
東京市本郷区千駄木町

学歴〔年〕
仏英和高女〔昭和2年〕卒

主な受賞名〔年〕
土川元夫賞〔昭和60年〕

経歴
森鷗外二女として生まれ、昭和11年鷗外の思い出を綴った「晩年の父」を刊行し評判になる。以後「森鷗外、妻への手紙」「回想」などを刊行し、鷗外研究の新資料となる。戦後は21年小説「冬の花束」を発表。また「春」「最終の花」「日々の思い」「小さな恋人」「春のかぎり」などの作品集を刊行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「小堀 杏奴」の解説

小堀 杏奴 (こぼり あんぬ)

生年月日:1909年5月27日
昭和時代の随筆家;小説家
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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