小場恒吉(読み)おば こうきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小場恒吉」の解説

小場恒吉 おば-こうきち

1878-1958 大正-昭和時代の美術史家。
明治11年1月25日生まれ。41年母校東京美術学校(現東京芸大)の図案科助手となり,法隆寺百済観音などの装飾紋様を模写。大正5年から朝鮮総督府学務局につとめ,古墳壁画を研究。昭和24年東京芸大教授。25年日本紋様の研究で芸術院恩賜賞。昭和33年5月29日死去。80歳。秋田県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android