小売物価統計調査(読み)コウリブッカトウケイチョウサ

デジタル大辞泉 「小売物価統計調査」の意味・読み・例文・類語

こうりぶっか‐とうけいちょうさ〔‐トウケイテウサ〕【小売物価統計調査】

小売物価統計を作成するために、総務省が行う基幹統計調査。全国から抽出した事業所・世帯対象に、毎月、商品の小売価格やサービスの料金、宿泊料金、家賃調査し、時系列的な変動を把握する動向編と、隔月で特定品目の価格を調査し、地域や店舗形態による価格差の把握する構造編がある。標本調査。第1回の調査は昭和25年(1950)。構造編は平成25年(2013)から実施

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「小売物価統計調査」の解説

小売物価統計調査

総務省統計局が発表する、消費生活上必要な商品の小売価格、サービス料金及び家賃を全国的規模で直接店舗などから調査し、これに基づいて毎月作成される消費者物価指数、その他物価に関する資料。景気動向や消費動向などを判断する重要な指標となっている。調査は各都道府県で実施され、算出される。対象品目は食料住居光熱水道家具・家事用品、被服及び履物、保健医療、交通・通信、教育、教養娯楽、諸雑費関係の小売価格、料金、家賃など多岐にわたる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android