小木[町](読み)おぎ

百科事典マイペディア 「小木[町]」の意味・わかりやすい解説

小木[町]【おぎ】

新潟県佐渡郡,佐渡島の南西端にある旧町。中心市街は近世には佐渡金山積出港,西回り海運の要港として栄えた。明治以降両津港に繁栄を奪われて衰微。上越市直江津との間に航路が通じる。葉タバコ,カキ,野菜の栽培が盛ん。竹細工特産佐渡弥彦米山国定公園の一部。2004年3月両津市,佐渡郡相川町,佐和田町,金井町,新穂村畑野町,真野町,羽茂町,赤泊村と合併し,佐渡市となる。25.96km2。3850人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android