小林順一郎(読み)こばやし じゅんいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林順一郎」の解説

小林順一郎 こばやし-じゅんいちろう

1880-1963 明治-昭和時代前期の軍人,国家主義者
明治13年1月3日生まれ。軍事研究のため渡仏し,第一次大戦ではフランス軍に従軍。大正13年陸軍大佐で予備役。特殊鋼輸入で財をなし,昭和8年三六倶楽部(クラブ)を組織,10年天皇機関説排撃の中心となった。戦後,戦犯として逮捕されたが,22年釈放。昭和38年11月20日死去。83歳。新潟県出身。陸軍士官学校卒。著作に「陸軍の根本改造」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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