小機転(読み)コギテン

デジタル大辞泉 「小機転」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぎてん【小機転/小気転】

《「こきてん」とも》ちょっとした機転目先の機転。
容貌も醜からず―も利きそうな女」〈露伴・いさなとり〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小機転」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぎてん【小機転】

〘名〙 (「こ」は接頭語。「こきてん」とも) ちょっとした機転。多く「こぎてんが利(き)く」の形で用いる。
滑稽本八笑人(1820‐49)二「小気(コギ)てんのきいた、身の軽い者がいい」

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