小沢一仙(読み)おざわ いっせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小沢一仙」の解説

小沢一仙 おざわ-いっせん

1830-1868 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)元年生まれ。安政のころ生地伊豆(いず)江奈(静岡県)から甲斐(かい)(山梨県)にうつり,小沢一仙を名のる。維新のとき,公家(くげ)高松実村を隊長とする新政府軍鎮撫隊を結成,勅命のないまま甲府にはいったが,偽勅使として慶応4年3月14日処刑された。39歳。本姓は石田。初名は馬次郎。通称雅楽助

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android