精選版 日本国語大辞典 「小牡鹿の」の意味・読み・例文・類語
さおしか‐の さをしか‥【小牡鹿の】
枕
※万葉(8C後)一〇・二二七七「左小壮鹿之(サをしかの)入野(いりの)のすすき初尾花いづれの時か妹が手枕(ま)かむ」
② 鹿が立つ野の意で、地名「立野」にかかる。
※新勅撰(1235)秋下・三三四「日をへては秋風寒みさをしかのたちののまゆみもみぢしにけり〈藤原信実〉」
③ 鹿の膝を折る意で、「膝折り」にかかる。
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