小異(読み)しょうい

精選版 日本国語大辞典 「小異」の意味・読み・例文・類語

しょう‐い セウ‥【小異・小違

〘名〙 すこし異なっていること。わずかの違い。すこしの差。
史記抄(1477)一〇「其内に小異もあれども大同ぞ」 〔孫綽喩道論

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「小異」の意味・読み・例文・類語

しょう‐い〔セウ‐〕【小異】

少しの違い。「大同小異
[類語]違い相違異同誤差差異大差同工異曲大同小異分かち格差落差開き隔たり懸隔僅差個人差不一致異質ギャップ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「小異」の読み・字形・画数・意味

【小異】しよう(せう)い

少しのちがい。〔文心雕竜檄移〕檄移の用爲(た)る、事、武をぬ。其の金革武事)に在りては、則ち黨には檄を用ひ、順命には移に(と)る。~用小異あるも、體義は大(おほむ)ね同じ。

字通「小」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android