小笠原忠幹(読み)おがさわら ただよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小笠原忠幹」の解説

小笠原忠幹 おがさわら-ただよし

1827-1865 江戸時代後期の大名
文政10年9月14日生まれ。小笠原長武の次男。天保(てんぽう)10年播磨(はりま)(兵庫県)安志藩主小笠原家6代となる。万延元年宗家豊前(ぶぜん)小倉藩(福岡県)藩主小笠原忠嘉(ただひろ)の死去のため9代藩主となり,名を貞幹(さだもと)(棟幹(むねもと))から忠幹と改名。公武合体派に属した。死去未公表のうちに香春(かわら)藩が成立。形式上香春藩14万石の初代藩主。慶応元年9月6日死去。39歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android