精選版 日本国語大辞典 「小粒」の意味・読み・例文・類語
こ‐つぶ【小粒】
〘名〙
① (形動) つぶの大きさが小さいこと。また、そのもの。そのさま。
※俳諧・毛吹草(1638)二「さんせうは小粒(コツブ)なれどもからし」
② (形動) からだ、かたちが小さいこと。また、その人。あるいは、そのようなさま。
※前期自然主義文学(1949)〈瀬沼茂樹〉二「それは、いかにも小粒ではあるが、若いゾラが〈略〉『ルウゴン・マッカアル叢書』をひっさげて、登場していった〈略〉のと、類比できるかもしれない」
※評判記・難波の㒵は伊勢の白粉(1683頃)三「名もこそあれこちから小粒(こツブ)をうしなはするやうな仕懸じゃさればいの」
⑤ 「こつぶきん(小粒金)」の略。
しょう‐りゅう セウリフ【小粒】
〘名〙 小さなつぶ。こつぶ。
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