小綺麗（読み）こぎれい

精選版 日本国語大辞典

こ‐ぎれい【小綺麗】

〘形動〙 (「こ」は接頭語) ちょっときがきいていてきれいなさま。きちんとしていて気持がよいさま。

※浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節（1707頃）上「小ぎれいな、こゑのよいのをすぐられしも」

※火事の夜まで（1923）〈今野賢三〉「家のなかの掃除が小ぎれいにゆきとどいてはゐたが」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

こ‐ぎれい【小^×綺麗】

［形動］［文］［ナリ］ほどよく整っていて清潔であるさま。「小綺麗な身なり」「部屋を小綺麗にする」⇔小汚い。
[派生]こぎれいさ［名］
[類語]美しい・麗しい・きれい・秀麗・端麗・美麗・流麗・壮麗・見目好い・見目麗しい・端整・佳麗・艶美・艶麗・あでやか・妖艶・豊麗・妖美・見好い・美妙・典麗・ビューティフル・ピトレスク・ピクチャレスク・ラブリー・ビューティー・プリティー・身綺麗・美美びびしい・きらやか・鮮やか・華麗・華美・鮮麗・清麗・優美・美的・妖麗・楚楚そそ・清楚せいそ・瀟洒しょうしゃ・垢あか抜け・こざっぱり・洒落しゃれる・小洒落こじゃれた・スマート・シック・ドレッシー・純美・玲瓏れいろう・着映え・きらびやか・お洒落しゃれ・薄皮の剝むけたよう

出典　小学館