小腹が立つ(読み)コバラガタツ

デジタル大辞泉 「小腹が立つ」の意味・読み・例文・類語

小腹こばら・つ

少し腹が立つ。ちょっとしゃくに障る。「からかわれたと思うと―・つ」
[類語]おこいか憤る八つ当たりいじけるひねくれるすねるひがむねじけるねじくれるふくれる気色けしきばむむくれるむかつくむかっとむかむかむっとむしゃくしゃむらむらくしゃくしゃ不快不愉快不機嫌不興憮然仏頂面虫の居所が悪い風向きが悪い胸糞が悪い・けった糞が悪い・気を悪くするつむじを曲げるはらわたが煮え返る臍を曲げる・怒り付ける・怒り狂う腹立つ腹が立つ向かっ腹が立つ・腹を立てる怒り心頭に発するしゃく小癪こしゃくしゃくに障る癇癪かんしゃく冠を曲げる堪忍袋の緒が切れる向かっぱらやけっぱら業腹業を煮やす逆上青筋を立てる憤懣ふんまんわなわな虫唾むしずが走る反吐へどが出る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小腹が立つ」の意味・読み・例文・類語

こばら【小腹】 が 立(た)

少し腹が立つ。妙にしゃくにさわる。
四河入海(17C前)二〇「我れ一夜悄々と愁て、くいくいと小腹が立て悲しきぞ」

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