ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小菅丹治(1代目)」の意味・わかりやすい解説
小菅丹治(1代目)
こすげたんじ[いちだいめ]
[没]1916.2.25. 東京
明治・大正期の実業家。農家の次男に生れ,少年時代に呉服店に奉公したのち,1881年東京神田の米穀商小菅又右衛門の養子となる。 86年神田に伊勢丹呉服店を創業,一業専念と創意工夫を理念として経営を行い,人格的にも尊敬され,同店は東京五大呉服店の1つに数えられた。
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