小野泉蔵(読み)おの せんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野泉蔵」の解説

小野泉蔵 おの-せんぞう

1767-1833* 江戸時代後期の漢詩人。
明和4年生まれ。小野櫟翁(れきおう)の弟。儒学西山拙斎,和歌慈延(じえん),詩を菅茶山(かん-ちゃざん),頼(らい)山陽にまなぶ。山陽と親交があった。天保(てんぽう)3年閏(うるう)11月17日死去。66歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身。名は達(とおる)。号は招月,樗山(ちょざん)。著作に「招月亭詩鈔」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android