尺の牛(読み)しゃくのうし

精選版 日本国語大辞典 「尺の牛」の意味・読み・例文・類語

しゃく【尺】 の 牛(うし)

体高が四尺(約一・二メートル)ある牛。肩(胸椎骨)の上端から前脚後部に沿って蹄(ひづめ)下端まで垂直にはかった高さをいう。わが国の牛馬の大きさは古来、四尺を標準とし、四尺三寸の牛馬を「三寸」と略称した。

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デジタル大辞泉 「尺の牛」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐の‐うし【尺の牛】

牛で、前脚の地に接している部分からたてがみの下端までを測った体高が4尺あるもの。牛の大きさは4尺が標準とされ、4尺5寸であれば尺5寸と表現された。

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