尺地(読み)せきち

精選版 日本国語大辞典 「尺地」の意味・読み・例文・類語

せき‐ち【尺地】

〘名〙 (「尺」はわずかの意) わずかな土地。せまい土地。わずかの領分尺土寸土。尺地寸土。しゃくち。
太平記(14C後)三「都合七万五千余騎、笠置の山の四方二三里が間は、尺(セキ)地も残らず充満したり」 〔孟子‐公孫丑・上〕

しゃく‐ち【尺地】

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デジタル大辞泉 「尺地」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐ち【尺地】

せきち(尺地)

せき‐ち【尺地】

わずかな土地。尺土。寸土。しゃくち。

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普及版 字通 「尺地」の読み・字形・画数・意味

【尺地】せきち

わずかの地。〔孟子、公孫丑上〕天下殷に歸すること久し。~尺地も其のに非ざる無く、一民も其の臣に非ざる(な)し。然れども王は方百里よりる。是(ここ)を以てきなり。

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